紫外線露光機 60cm×50cm
                            品番:scEX5060
                            
                   Instruction of Exposure Unit
                  露光機の説明書
組立作業

 輸送中の破損を避けるために、蛍光管は取りつけていません。
 使用前に下記説明を参照して、蛍光管を取りつけてください。

1. 荷物を開いて、露光機をテーブルの上に置いてから
  ガラス板を注意深く、露光機からはずしてください。

2. 蛍光管、吸込菅、その他の付属品をとり出してください。

3. 蛍光管を一本ずつライトクリップに挟み、プラグを両サイドに入れてください。
  次に電源を入れて蛍光管の点滅をチェックしてください。

4. 吸込菅の付いた露光機に、ガラス板をかぶせてください。
(荷物の外側に付いている作業説明をご参照)


スペア部品 (各一個あります)

・蛍光管゚(1本)
・吸込管.(1個)
・電源コード(1本)
・Light Ballast(スペア1個)
(=照明器具用安定器
・ヒューズ(スヘア1一個)
 

使用方法

1.電源を入れると,計器がオンになります。

2. 露光時間の設定:

   a. “SET” キーを押すと、最後に計器が“S” を点滅表示します。

b. 次に “+” または “ー” を押して、時間をセットします。

c. 時間をうまくセットできたら、もう一度、 “SET” キーを押すと、 “S” が点滅しなくなります。.

d. “RUN” キーを押すと, 蛍光管8本がすべて点灯し、計器はカウントダウンを開始します・
(蛍光管が正しく付けられていないと、点灯しません)

e. 次に電源を切り、露光対象物を用意します。


3.フィルムと露光プレートを露光機の上に置いて、電源を入れて、緑のキーを押してください。
 そうすると、露光機はセットした数値に従って、動作を開始します。
 露光が終わると自動的に蛍光管は消え、ブザーが鳴ります。。

4. 露光作業が終れば、電源を切ってください。

 露光作業を続けたいときは、露光対象物を置いて、もう一度、緑のキーを押してください。
 するとブザーは止まり、蛍光管が点灯し、またカウントダウンが始まって
 露光機は前と同様に反復作動します。

注)連続して使用するばあい、露光機はその前にセットしたのと同じ数値で作動します。
   つまり、露光機には自動的にデータを記憶する機能があるからです。

 

よくある故障と解決方法.

1.計器または蛍光管が作動しないときは、ヒューズと電源コードをチェックしてください。
 実情(Voltage,Wattage,抵抗など)に合わせて、ヒューズや電源コードを交換してください。

2. 蛍光管が点灯しないばあいは、左右のプラグや、蛍光管の両端が
  しっかりとり付けれているかを、チェックしてください。
  もし、しっかりと固定されていないばあいは、蛍光菅や照明器具用安定器をチェックし
  要すれば、それらを交換してください。、
 

仕様

・露光部分:60cm×50cm
・100ボルト対応
・露光時間:0〜999秒
・紫外線露光菅゚: 9本(うちスペア1本)
・160W=20W/本×8本
・重さ:27kg
 

        紫外線露光黄はスクリーン作成の重要な用具です。
【作動原理】

印刷スクリーンは、スクープコータを使用して感光乳剤でコーティングします。
乳剤が乾いているとき、スクリーンにのポジ・イメージ画像を貼付します。
露光機でスクリーンにポジ画像を焼き付けると、紫外線を浴びてない乳液部分は水で洗浄でき、
小さな穴の空いたスクリーン部分を露呈します。
紫外線を浴びた部分は硬化して保存されます。
結果、インクはスクリーン(紫外線を浴びた部分)を通り抜け、下の被写体に浸透できます。

(注)使用するスクリーン・フレームの大きさは縦63cm横53cm厚さ3.8cmまでが限界です。
これを超えると、本露光機ではカバーできず、露光効果に悪影響が出ます。

商品特性


・本露光機は実用性を念頭に設計されており
 天板構造、プロ好みのデザイン、使いやすい操作性を備えています。

・露光時間はデジタル・タイマーで正確に測れます。時間設定は0〜999秒が可能です
 露光機を連続使用するときは、前の設定時間をリピートします。
 時間のカウントダウンが終了すると、電源は自然に切れます。

・8本の蛍光管は、むらなく平面的な露光を可能にし、高品質の露光を容易にします。

・付属アクセサリーとスペアパーツを使って、メインティナンスや部品交換も用意です。

・露光機の表面は、耐圧性で傷のつきにくいガラス板(厚さ8ミリ)でカバーされています。
 ガラス板が割れても、破片はバラバラに砕け、尖ったガラス片はできないので安全です。

・金属の外装ケースは、外面内面に静電塗装が施されています。
 錆びにくく、掃除もしやすく、エレガントな構造となっています。